配合馬体診断
曽祖母シンコウラブリイを起点としたファミリーはJRAで140勝以上、勝馬頭数は50頭以上を数え、勝馬率も40%を超えている。中でも本馬のようなディープインパクト系種牡馬の産駒は、勝馬率が46.2%(2023年10月15日現在)と信頼度がさらに増す傾向にある。一方、父ディープインパクト系×母の父キングカメハメの配合は日本ダービー馬ワグネリアン、秋華賞馬アカイトリノムスメなどで有名。この2頭から分かるようにクラシックタイプが多く、勝利数の約80%が芝レースでのもの。距離も1600〜2000mで良績が出ている。 |
DAM 母:オールオブナイト
サンデーサイレンス×シンコウラブリイという歴史的良血馬ピサノグラフの娘としてデビュー。8戦目で初勝利、通算34戦をタフに駆け抜けた。錚々たる活躍馬が並ぶ牝系、繁殖牝馬としての期待値は図り知れない。当クラブ募集馬となった初仔ラブリーハーツは芝1600mの新馬戦で3着と良血の資質を見せてくれたが、惜しくもこの一戦で夭逝。その無念の想いも4番仔に託したい。 |