配合馬体診断
父モズアスコットは安田記念、フェブラリーSを制した二刀流マイラー。母の父フレンチデピュティも芝、ダート不問で活躍馬を送り出し、最高傑作であるクロフネはその象徴として崇められている。父、母の父から考えて、本馬にも様々な可能性を感じる。次に距離面。母が1200m2勝で短距離志向が強くなる可能性はあるが、祖母シャラポワとその兄ドラゴンマンボが2200mで勝利。また本馬のおじサトノギャロスが1800mで勝っており、母系は必ずしもスプリンター血統ではない。幅広い距離適性を示す可能性は十分ある。 |
DAM 母:マートンパーク
デビューは3歳4月、それでも2戦目にはルメール騎手を乗せダート1200mで1番人気に応える初勝利。同年10月には再びダート1200mで休み明けを快勝してみせた。半弟サトノギャロスはオープン馬で一族の能力に疑念はない。北米のパワー溢れる血を継承しているイメージが沸き、母としてのブレイクが待たれる。GT二刀流のモズアスコットの力を借りて、産駒の中央初勝利を目指す。 |