配合馬体診断
2000年以降、「古馬になってからもGTを優勝した日本ダービー馬」は全7頭。そのうちの2頭が父レイデオロであり、母の父メイショウサムソンだ。3歳春に世代の頂点を極めただけでなく、4歳以降も天皇賞で王者の貫禄を示し続けたその姿は多くのファンを魅了。芝中長距離路線を盛り上げ、日本競馬界に貢献した実績は大きい。また配合面でキングマンボ3×4のインブリードに注目。該当馬がまだまだ少ないが、その中から2023年にジレトールがオープン入りした。今後も続々と活躍馬が出てくるのではないだろうか。 |
DAM 母:ソムニアシチー
2歳夏から6歳まで先行力を武器に活躍。芝中距離での2勝は共に逃げ切りだった。初年度産駒モーリスシチーは新馬3着の後、交流戦で初勝利。高い将来性を秘めていたが惜しくも怪我で引退。3番仔プレリュードシチーは未勝利戦を快勝し、続く京都2歳S(GV)で2着と大器の予感。ダービー馬レイデオロを迎えた4番仔、友駿の栄光を伝導する価値ある母系の復権へ大きな期待がかかる。 |