配合馬体診断
父イスラボニータ、母の父ゴールドシップはともに皐月賞馬だが、3歳秋以降に進んだ道は実に対照的。父はマイル以下でスピード、母の父は中長距離でスタミナをそれぞれ誇示したように、両馬の長所が本馬に反映されれば、大舞台を意識させる存在になるだろう。まして本馬はGT馬エフフォーリア、デアリングタクトで知られるサンデーサイレンス3×4のインブリード持ち。父イスラボニータ×母の父ステイゴールド系にはミカッテヨンデイイ(フェニックス賞)がおり、配合面の相性の良さも感じられる点は大きな魅力だ。 |
DAM 母:マリアネージュ
ダート短距離で3勝したマリアージュシチーの娘は、GT6勝馬ゴールドシップの初年度産駒として募集馬にラインナップされた。残念ながら4戦未勝利に終わるも、2歳12月にの栗東坂路で4F51秒8の好度計をマークするなど、素質の片鱗を感じさせてくれた。自身が果たせなかった初勝利は、サンデーサイレンス3×4のクロスを持つ、初仔と2番仔が叶えてくれるはずだ。 |