配合馬体診断
サトノクラウン×シンボリクリスエス×メジロマックイーンという並びは一見するとスタミナを連想させる組み合わせだが、ダービー馬キズナの産駒だった半姉ロジーナが芝1200mで準オープンまで出世したことを考えると、一概には決めつけられない。まして父サトノクラウンは1000mから2600mまで幅広く勝ち馬を送り出しており、決して距離適性を限定するタイプの種牡馬ではないので、デビューの時を楽しみに待ちたい。馬場も限定する必要はなく、おそらく芝もダートもOK。多くのレース選択肢が用意されるだろう。 |
DAM 母:ケープタウンシチー
現役時は28戦を走り抜き、大倉山特別を含む芝1800mで4勝を挙げた。繁殖牝馬としても実績を積み上げ、初仔ヴァンベールシチーが2勝を挙げる。そして4番仔ロジーナは福島放送賞に勝ち、その後3勝クラスで健闘した。仔出しの良い母による8番仔は、ダービー馬タスティエーラを初年度から送り込んだサトノクラウンを父に迎えた。産駒による悲願の重賞制覇も夢ではない。 |