配合馬体診断
ハービンジャー×キングカメハメハからGT馬のブラストワンピースやモズカッチャン、キングカメハメハ系×ハービンジャーから2023年のスプリングS優勝馬ベラジオオペラなどが出ているように、この2つの血は非常に相性が良いことで知られている。配合の妙味を感じる1頭だ。父ホッコータルマエは産駒デビュー3年目の2022年に、JRAダートサイアーランキングで初めてベスト10以内にランクインするなど、年々評価が高まっている新鋭種牡馬。ハーツクライと同母系の本馬は、父の代表産駒の座も狙える良血馬である。 |
DAM 母:ミカエリビジン
クラブ所属馬としてデビューは3歳4月と遅れたが、芝2000mの未勝利戦でいきなり0.4秒差の5着と健闘。2戦目は1番人気に支持され、1秒あまりタイム縮めたものの3着に。その資質を実証するには、母として産駒が輝きを放つしかない。半弟ウタマロ、近親馬ノンコノユメ等、ダート界の個性派が後押しする母系。ホッコータルマエを迎えた3番仔が砂の王道で躍動する風景が見える。 |