配合馬体診断
1歳上の半姉はホッコータルマエ産駒だったため、ダートのイメージが強かったが、本馬は父にスプリンターズSの覇者タワーオブロンドンを迎え、一気にスピード色の濃い血統へ変貌した。母の父ヘニーヒューズもアメリカのダート6〜7F戦のG1ウイナーで、産駒にはアジアエクスプレス、モーニン、ワイドファラオと1600mのGT馬が顔を揃えている。スピード×スピードの爆発力を秘めた配合である一方、父と母の父それぞれの主戦場が芝とダートに分かれていることもポイント。馬場に固執せずレース選択ができる。 |
DAM 母:ハニーウィル
当クラブがセレクトセールで落札し、栗東・村山明厩舎よりデビュー。初勝利を挙げた直後には、チューリップ賞(GU)に挑戦するなど、期待が大きかったものの、怪我により3歳春で引退した。母系はJRAでの勝馬率が40%を超える名門ハニードリーマー系。タイセイビジョンで現在も脚光を浴び続けるこの一族に、新星誕生を願いたい。 |