配合馬体診断
ディープインパクトとハーツクライ、2000年代の日本競馬界を牽引し、種牡馬としても今日まで一時代を築いた両巨頭の血を併せ持つ精鋭が登場。サラブレッドのロマンを感じる良血馬だ。中にはサンデーサイレンス3×3の濃いインブリードを不安視される方がいるかもしれないが、ここ最近、ショウナンナデシコ(かしわ記念)、ボルドグフーシュ(菊花賞2着)、アスクワイルドモア(京都新聞杯)、ラヴェル(アルテミスS)など、同インブリード馬の活躍が非常に目立っている。今後も重賞ウイナーの宝庫となるだろう。 |
DAM 母:ユアインマイハート
JRA在籍時は入着1回も、それは1着馬と同タイムの3着。勝ち負けのレベルに達していたように、地方移籍後は27戦のうち17戦で5着以内と、堅実ぶりが光った。ハーツクライ×フサイチパガサス×スートムキャット×シアトルスルー、各年代を代表する一流サイアーで彩られた豪華な血統構成は、繁殖牝馬として一発長打の魅力を秘める。 |