配合馬体診断
ドバイWCを連覇したイメージが強い父サンダースノー。母の父がシンボリクリスエスである本馬は、一見するとダート血統と安易に考えがちだが、父はフランスの芝短距離G1を2勝した実績も兼備。さらにサイアーラインは豪州で名を馳せた快速スプリンターの系譜で、芝のスピード能力に富んでいることを決して忘れてはいけない。しかも父は2歳G1を優勝した経歴も持ち、仕上がりの早さと成長力も併せ持つ究極の万能型。産駒には幅広い活躍を期待する声が多いだけに、本馬も様々な可能性を秘めていると思われる。 |
DAM 母:ディオーサシチー
3歳2月のデビューは芝マイル戦で14番人気ながら0.2秒差の3着に好走。その後、10戦目の500万下・ダート1800mで初勝利を飾る。通算36戦のうち14戦で掲示板を確保した。曽祖母グレイスノートを根幹とする牝系からは、日欧米でGT馬が輩出されており、母として自身のようなタフネスぶりを産駒に伝えられる可能性は極めて高い。 |