配合馬体診断
父オルフェーヴル×母の父フレンチデピュティは、2021年のBCディスタフで日本調教馬初の米ダートG1制覇を成し遂げたマルシュロレーヌと同じで、ダート短距離重賞で活躍中のヘリオスも該当馬の1頭。文句なしで注目に値する配合である。しかも、ファミリーラインのローミンレイチェル系には、同じオルフェーヴル産駒のロックディスタウン(札幌2歳S)のほか、ワンブレスアウェイ(愛知杯)、キャットコイン(クイーンC)とステイゴールド系の重賞ウイナーが計3頭も存在。母系的にも好配合と断言できる。 |
DAM 母:フロイラインシチー
当クラブのドリームコース募集馬としてラインナップされ、2歳夏、福島芝1200mでのデビュー戦では果敢に逃げて4着。残念ながらJRAで勝利獲得には至らなかったが、移籍先の門別で5勝するなど、重賞連対馬タカオノボルの半妹として、潜在能力の高さを示した。ゼンノロブロイを輩出した名門母系の底力を繁殖牝馬として発揮して欲しい。 |