配合馬体診断
父にキングジョージをレコードで優勝したハービンジャー、母の父に日本ダービー馬メイショウサムソン、祖母の父にジャパンCの優勝馬エルコンドルパサーと、芝2400mのビッグタイトルを持つ名馬がズラリと並ぶ血統背景。豊富なスタミナを予感させる配合である。その一方で、父はマイルGT馬を2頭輩出し、芝2000mで頭角を現す産駒も多数。さらに母の父も、産駒に芝1800〜2000mの重賞ウイナーが目立ち、スピード能力も十分に備わっていると推測できる。おそらく芝1800〜2400mで幅広く能力を発揮してくれるだろう。 |
DAM 母:ソムニアシチー
2歳夏から6歳まで先行力を武器に活躍。芝中距離での2勝は共に逃げ切りだった。友駿の伝統を系譜する母系は母としても頼もしく、初年度産駒モーリスシチーは新馬3着、交流戦で初勝利を挙げた。1勝クラスで4着と健闘した矢先の怪我で退厩を余儀なくされたのは残念で仕方ない。芝に特化した産駒を送る父を迎えた3番仔に自身のタフさを継承させたい。 |