配合馬体診断
ジャパンC優勝馬ローズキングダム、オークス2着馬ローズバドなど、圧倒的芝適性を誇る薔薇一族に、ダートGT馬モーニンを配した非常に興味深い組み合わせ。父似なのか、母系に忠実なのか、それとも双方を融合させたオールマイティータイプなのか。その判断基準になりそうなのが、本馬と同じくストームキャット系の父を持ついとこのフランシスコダイゴ。2歳夏の小倉・芝1200mで初勝利を挙げ、その後はダートで勝ち星を積み重ね、中央の準オープンまで出世。現在は南関東のダート重賞で大活躍中という多彩ぶりだ。 |
DAM 母:フロイラインローゼ
現役、繁殖ともに存在感を示したロゼカラーの孫。“薔薇一族”と謳われる牝系からは数々の活躍馬が輩出されている。当クラブでは募集馬の半姉ローズパルファンが3歳未勝利・芝2000mで勝ち星を挙げ、1勝クラスでも健闘中。半兄ローズナイトシチーもデビュー戦3着と上々のスタート。芝適性の高さを誇る母系だが、モーニンとの配合は新たな可能性と魅力に溢れている。 |