配合馬体診断
今やブルードメアサイアーランキング上位の常連となったシンボリクリスエスは、サンデーサイレンス系種牡馬と抜群の相性の良さを誇ったことがその要因のひとつ。本馬の兄姉にも共通したことが言え、芝短距離で活躍中の準オープン馬である半姉ロジーナは同系キズナの産駒だ。本馬も同系のエスポワールシチーを父に迎え、美しい栗毛のルックスがいかにもその父を彷彿。エスポワールシチー産駒で栗毛の牝馬といえば、東海S(GU)3着など、ダート重賞で何度も好走しているメモリーコウが思い出され、期待が高まる。 |
DAM 母:ケープタウンシチー
8歳1月まで28戦を走り抜き、大倉山特別を含む芝1800mで計4勝を挙げ準OPまで出世した。繁殖牝馬としても初仔ヴァンベールシチーが2勝を挙げ早々に存在感を放つと、4番仔ロジーナがブレイク中で重賞制覇の夢が視野に入る。産駒はダートでも勝利しており、満を持して迎えたエスポワールシチーとの配合は、ダート界の女王を目指すに相応しい。 |