配合馬体診断
勝馬率の高い好配合、そう言っても全く差し支えがない逸材だ。2021年11月15日現在、父ヘニーヒューズ×母の父シンボリクリスエスはJRAで5頭がデビューし、実に4頭が勝利。ダート1700mで3勝(特別1勝)を挙げた準オープン馬テイエムソレイユなど、勝馬率80%を誇っている。また、父をストームバード系に拡げても同57.1%、父ヘニーヒューズ×母の父ロベルト系でも同66.7%と、いずれも高アベレージをマークしており、ポテンシャルの高さを感じるニックスだ。配合の利点を活かし、息の長い活躍を期待したい。 |
DAM 母:ディオーサシチー
素質の高さを買われ未勝利馬ながら500万下・ダート1800mに挑み初勝利を飾る。通算36戦のうち14戦で掲示板を確保してみせた。曽祖母グレイスノートを根幹とする牝系からは、日欧米でGT馬が輩出されている。初仔レアリゼシチーは川崎でデビュー戦に勝利し、母としての素養を見せつける形となった。本年度の3番仔にも大きな期待が寄せられる。 |