配合馬体診断
毛色こそ母ケープタウンシチーや、母の父シンボリクリスエスを彷彿させる美しい漆黒だが、ガッシリとした骨格、腹袋が目を引くゆったりとしたシルエットなど、父モーリスによく似た好馬体を誇っている。芝1600〜2000mのGTを6勝した父、芝1800mで4勝した母。芝のマイルから中距離を主戦場に、スピードを存分に発揮してくれるだろう。ちなみに父モーリス×母の父シンボリクリスエスには、2020年夏の新潟芝1800mで2歳新馬勝ちを飾ったルドヴィクスが存在。配合的にも今後注目していく価値のある逸材である。 |
DAM 母:ケープタウンシチー
3歳から8歳1月まで28戦を走り抜き、大倉山特別を含む芝1800mで計4勝を挙げ準OPまで出世、高い競走能力を示した。繁殖牝馬としても初仔ヴァンベールシチーが2勝を挙げ早々に存在感を放った。仔出しも良く、6番仔にして初の非サンデー系の種牡馬モーリスを迎え覚醒の予感。兄姉とは異なった個性をターフに送り込んでくれそうだ。 |